スムスムムリクの恋人
野島伸司さんが原作の作品となっているのですがかなり印象的な作品だと思います。
作画はタアモさんとなっているのですが、シリアスで深いストーリーとなっているのですが、作画は少女漫画というミスマッチ差が印象的な作品でしたね。
この作品は性同一性障害をテーマにしているのですが、本来このようなテーマになるとかなりディープな内容になりやすいです。
性同一性障害は日本でも知られるようになってきていますがまだ差別的な目で見てしまうという人は多いのではないでしょうか?
また最近は性を対象にした作品を規制するという問題が浮上してきているのですが、これは最近は性に関する描写が多い作品が多くなってきたのも要因といえるでしょう。
ですのでこのスムスムムリクの恋人もそのような内容となっているのかというと、性を連想させるような描写はほとんどありません。
これはタアモさんが作画を担当しているからそれほど悩ましいものではないようになっているのでしょう。
内容とミスマッチとなっている点では不発といえるかもしれませんが、何かを考えるための作品だと考えるようにすれば、この作品は十分に読み応えがある作品といえるでしょう。
エロという面で見るのではなく、性同一性傷害とはどのようなものなのかなどを知るための作品だと考えながら読むようにしてみてください。
中身はとても濃くなっているのですが、反対にページはそれほど多くありません。
ですが濃い内容ですのでページが少ないとは思いませんでした。
しかも分かりやすく表現をしてくれていますので話も飲み込みやすくなっています。
内容が重くならないように表現をすることができるタアモさんはこれから先、活躍する漫画家になることでしょう。