LOVELESS

LOVELESSの作者である高河ゆんさんは作家としてかなり非凡な才能を持っていると思います。
彼女は印象に残るような描写をするのがかなり得意な人だと思います。
彼女は漫画家として昔から活躍をしているのですが、これまでの作品を次の作品にも盛り込むということは無く引き出しを決して使わない漫画家となっています。
LOVELESSでは猫耳を装着している登場人物が多いのですが、今ではこの猫耳は珍しくないものとなっており、ギャグの一環として使われるようなものとなっています。
しかしLOVELESSの中では猫耳は別の意味合いを持っています。
この作品では性交渉をすることによってこの猫耳が取れるという仕組みとなっていますので、猫耳が取れてしまったことを誤魔化すためにつけ耳を付けて猫耳があるように思わせたりしています。
しかし性交渉を経験したことがあるかどうかは見ればすぐに分かってしまうようですね。
またLOVELESSでは呪文を唱えて戦闘をすると言うものがあるのですが、サクリファイスと戦闘機になる人の2人がパーティになり戦闘をすることになります。
これはサクリファイスを崇めている人が戦闘機となり、まるで女王様と下僕のような関係になっている状態となっているのです。
このようなストーリーはこれまでの漫画ではなかったような世界観となっています。
この世界観を中心として呪文を唱えたり猫耳を登場させたりしているわけですので相当ストーリーを練ったのではないでしょうか?
なおこの作者は画力もかなり高く色々な要素を作品中に盛り込んでいます。
意図的にしているのかどうかは私には分かりませんが、もし意図的にしているのであれば相当なセンスの持ち主といえるのではないでしょうか?
どちらにしてもかなり完成度の高い作品となっていますので個人的にはお勧めします。

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