ロックマンX8

シリーズを重ねる度に、新要素が加えられてきた作品ですが、今回もいくつか追加されています。まず、レスキューチェンジと呼ばれるものです。メインキャラのロックマンを操作していてピンチになったときに、仲間を呼んで助けることが出来ます。通常であれば、その時点で「詰み」状態だった場面でも、別の切り口からクリアすることが出来るようになりました。
このレスキューチェンジだけでなく、ゲーム全般を通して、仲間キャラとの連携が重要な作品になっていたように感じます。ダメージを受けた場合にも、別にキャラクターに変更することで、その間に受けたダメージが回復されるようになっています。アイテムなしで回復できることに賛否は別れそうですが、キャラの使い分けという新しい概念を生んでいるため、個人的には評価している変更点です。初代のロックマンシリーズとは異なり、XシリーズはアクションRPG的な要素が強い作品だと思いますので、今作での「連携」の強化は面白味を増すものになっています。
他にも、様々な変更があり、今までのシリーズで残念に感じていた細かな部分が修正されています。人によっては「ロックマンらしさが無くなった」と感じるかもしれませんが、元々Xシリーズは別路線として進められていたので、逆に「Xらしさが増した」と見ることも出来るでしょう。理不尽な部分(トラップによる即死率の高さetc)も少なくなっていますので、過剰にイライラさせられることも少なくなりました。アクションゲームが好きな人も、今まであまり好きではなかった人も、新しく練り直されたX8を楽しむことが出来るはずです。