あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。

 前回、めんまの母親のどす黒い感情があらわになった所で終わった『あの花』ですが、超平和バスターズの面々はこともあろうにそのめんまママのもとを訪ねます。どうやら花火製作に反対しているのは父親の方で、母親の方に懇願すれば許可が下りると勘違いしているようです。そして大方の予想通り、めんまが亡くなってから積りに積もった憎しみがじんたん達にぶつけられます。
 「止まってるのよ。時間が。あの子だけが。昔と変わらずに」子を思う親の気持ちというのはすさまじいもので、じんたん達の気力を奪うのに十分な威力を持っていました。もともと、じんたんだけにめんまの姿が見えることに半信半疑だったあなる、ゆきあつ、つるこの3人はこれ以上めんまの話題に触れたくないようでした。
 ならば俺一人で頑張ることにする、とじんたんはめんまの為に孤軍奮闘することになります。結構な頻度で外出しているので、もう引き籠りでもなんでもないじんたんです。愛する人の為に頑張る姿はやっぱりカッコいい。

 バイトをかけもちしすぎて、過労で倒れてしまうじんたん。休憩室で看病してくれたあなると二人きりになります。そこで告げられるあなるの愛の告白。恋する乙女の心情に鈍感なじんたんでしたが、これは否が応にもあなるの気持ちに向き合わなければならない状況です。そしてじんたんが選んだのはめんま。恋敵でもあるめんまに敗れたあなるの心はもうズタズタです。心苦しそうにバイトに戻るじんたん。超平和バスターズの絆が目に見えて崩壊していきます。

 ここで閑話休題。ある日、父親と一緒に母親の墓参りに行くことになったじんたん。バイトをしていることも、めんまの家を訪ねたことも父親には全部お見通しのようで、親にはやっぱりかなわないなーと、少し晴れ晴れな気持ちになるじんたんでした。が、視聴者である私たちの目に焼きついたのは、父親がいつも被っているニットキャップの中身でした。さりげなく登場してきた光景なので、無防備だった私たちはその事実に軽くショックを受けました。この回唯一の笑いどころですが、衝撃的すぎて苦笑いしか生まれません。色々、大変だったんだろうな……。

 そして第8話もいよいよクライマックス。めんまの無言電話により秘密基地に集められた超平和バスターズのメンバー。めんまの事を忘れたい彼らは、何も知らないじんたんを責め立てます。これ以上めんまの事を口にするなと罵られます。そして、あわやゆきあつに殴られそうになったその時、めんまの機転によりじんたんの話が本当だったと証明することに成功します。めんま、グッジョブ!

 めんまママの本性が明るみになったり、超平和バスターズの関係がギスギスしたりと、全体的に胃がキリキリする回でしたが、ようやく皆の罪悪感を解消するベクトルに話が転がりそうです。
 そんな訳で、気になる第9話へと続きます。

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